遅れた椎茸収穫 2007年12月30日
ただいま、分校の整備が忙しくて、椎茸の収穫が遅れがちとなってます。先日の雨から数日が過ぎ、久しぶりの収穫をしてきました。
やはり、収穫に行くのが遅れたようで、かなりの椎茸が成長しすぎて傘裏が赤くなって痛んでました。それでも、18Kgの椎茸が収穫できました。
しかし、年末年始を迎えるために、会員宅への届けることができません。どうしましょうか。乾燥椎茸にするしかないか。
今年最初の椎茸 2007年11月4日
10月中旬まで暖かい日が続いていました。1週間前に雨が降り、やや冷え込みましたが、その後も暖かい日が続いていたので椎茸の発生も遅れているだろうと思い、ほだ場を行ってませんでした。今日、初めてのほだ場を見に行きました。そうしたら、1週間位前に発生したと思われる椎茸がありました。既に笠が開いてしまって、大きいもので20cm位に成長していました。大きくなってしまった椎茸は、乾燥が進み虫が付いて、もう食べれません。その中でも、食べ頃の椎茸をいくつか収穫できました。また、乾燥椎茸作りに、挑戦することにしました。
今年最初の椎茸 |
乾燥中の椎茸 |
小学校でのほだ起こし 2007年10月24日
門川町立五十鈴小学校
6年生(当時4年生)で、2006年2月28日に実施した椎茸菌の原木への接種後、本伏せ状態にしていたほだ木のほだ起こしです。秋の収穫を前に、グランド横の山手前に、ほだ場を設置しました。
小学校の5時限目(14:15)から、ほだ起こしを実施することになっていたので、子どもの森スタッフは10時に集合して、全長10mと5mのほだ場作りを行いました。
竿を支える柱を設置 |
柱に杉を渡したほだ場 |
6年生54人で、本伏せからほだ木をはずしながら、ほだ場へほだ木を並べていきます。6年生全員で作業をしたので10分ほどで、すべてのほだ木がほだ場へ移りました。
ほだ起こしの作業手順の説明 |
ほだ木をほだ場へ移動 |
きれいにほだ木が並びました |
2個ほど椎茸が発生しています |
最後に、今までの椎茸への思いや作業の感想などを子どもたちが話してくれました。
3年越しの椎茸管理も最終(収穫)段階となりました |
五十鈴小学校のホームページにも、ほだ起こしの様子がアップされています。http://www.miyazaki-c.ed.jp/isuzu-e/kodomoh1901.htm#1024hodaki
台風被害 2007年10月8日
ほだ場にある樹齢50年のシイの木が、8月初めの台風の強風で根元から折れていました。折れて倒れたシイがホダ場を直撃したようで、ほだ場が無茶苦茶に壊れていました。7月以降ほだ場へは出向いてなかったため、約2ヶ月経ってのほだ場復旧となりました。 ちなみに、今年は10月になっても暑い日が続いているので、椎茸の発生はまだまだ先のようです。 折れたシイは、パルプ材になるそうです。(山の所有者談) |
折れたシイの木 |
竿を立てなおし、ほだ木を並べて行く作業に、約3時間かかりました。 | |
復旧前 |
復旧後 |
もうひとつの本伏せ 2007年6月24日
昨年、森林の再生活動の最終回で駒打ちをして仮伏せ状態にしていた17本のほだ木を本伏せ状態にしました。場所は、GOCANの森で杉林との境界付近で、西日があたらないように遮光ネットを張りました。
仮伏せから本伏せへ |
GOCANの森(左)と杉林(右)の境界に |
GOCANの森には、草が元気に茂って、植樹した苗木を隠しています。8月に下草刈りをするまで、しばらくお待ちください。
小学校での椎茸ほだ木の本伏せ2007 2007年6月21日
門川町立五十鈴小学校
五十鈴小学校5年生(当時4年生)で、3月9日に実施した椎茸菌の原木への接種した後、仮伏せ状態にしていたほだ木をグランド横の山斜面に、ムカデ組みで本伏せ状態にしました。
ほだ木の本伏せを実施するのは、小学校の3時限目(10:30)なので、子どもの森スタッフは9時に集合して、草刈りや石灰を本伏せする場所にまく等の準備を行いました。 ※酸性の土壌では、椎茸に有害なトリコデルマ菌が発生するため、石灰で酸性の土壌を中和させます。 |
ほだ木への椎茸菌の繁殖状態は良好で、前回のほだ木より多くの白い椎茸菌が繁殖しているのが確認できました。 |
10時30分になり子どもたちが集まり、横山理事長のあいさつと森についての環境クイズ、林業家の河野さんからの椎茸栽培の話の後に、子どもたち全員で本伏せ作業を行いました。ほだ木を山斜面まで子どもたちが運んできて、本伏せを組んで行きました。子どもたちのにぎやかな歓声の中、本伏せ組みが終了すると子どもたちの記念撮影をしました。 | |
クイズの解答は2者選択。正解だと思うほうに子どもたちは移動。
森の働きで正しいのは、@二酸化炭素をだして地球を暖める。A私たちに必要な酸素を作る。 |
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子どもたち皆で、ほだ木を運びました。重いほだ木は、2人で運びます。 |
子どもたちは、4時間目は体育でプール授業だそうです。きっと、汗をかいた後のプールは気持ちよかったでしょうね。 1組、2組で記念撮影⇒ |
子どもたちのプールの時間に、本伏せに遮光ネットを架けていきました。7月になって西日の状況を確認して、西日よけのネットを設置する予定です。 五十鈴小学校のホームページにも、今回の本伏せの様子がアップされています。 http://www.miyazaki-c.ed.jp/isuzu-e/kodomoh1901.htm#6 |
今年度最後の収穫 2007年3月25日
森林の再生活動最終回(植樹)が終ってから、椎茸の収穫をしました。もう暖かいので椎茸の傷み(傘が赤く変色)も早く、虫が付いている椎茸もあります。おそらく今日が、2006年度最後の収穫になります。今日の収穫高は約5kgで、森林の再生活動の参加者へのお土産となりました。
小学校でのコマ打ち体験2007 2007年3月9日
門川町立五十鈴小学校
昨年に引き続き、総合学習の時間を使って、子どもたちが町内の暮らし(農林水産業と環境の)学習の一環として、椎茸のコマ打ち体験を行いました。
椎茸コマ打ちを体験したのは、4年生の子どもたち60人です。収穫は、ふた夏過ぎた秋からになるので、4年生だった子どもたちは6年生になっています。
まず最初は、日向市ふるさとの自然を守る会の大野さんから、林業の話と椎茸栽培の話をしてもらい、横山純子理事から今日の作業説明の後、子どもたちが8班に分かれてコマ打ち体験を行いました。子どもたち自身が、ドリルを使って原木(クヌギ)にコマ穴を開けて、金槌でコマを打ち込んで行きました。1人が2本の原木にコマ打ちに挑戦しました。
コマ打ちした原木は、子どもたちが小学校運動場の裏山に運んで、仮伏せまでを行いました。
これからは、本伏せと天地返しをするために小学校に出向く予定ですが、仮伏せから収穫までの原木は、子どもたち自身が見守って行くことになります。
大野さんから林業と椎茸の話 |
ノコギリで1mの原木作り(玉切り) |
コマ穴をドリルであけます | |
カナヅチでコマ穴に椎茸菌コマを入れます |
コマ打ちした原木はほだ木となります |
仮伏せする場所まで運びます |
仮伏せ |
五十鈴小学校のホームページにも、今回のコマ打ち体験の様子がアップされています。
http://www.miyazaki-c.ed.jp/isuzu-e/kodomoh1803.htm#5
椎茸菌のコマと原木・遮光ネット・椎茸栽培の説明資料等は、「宮崎県ボランティア基金ボランティア活動費助成事業」から一部助成を受けて、子どもの森で用意しました。また、森林環境税の「森林環境教育推進事業」で、森林インストラクター(大野さん)を講師として招きました。
森林の再生活動の後に 2007年2月28日
(番外編森林の再生活動2より)森林の再生活動の後、ほだ場に寄り、椎茸を採取してきました。昨日までの雨と2月にしては温暖な気候でしたので、約10キロの椎茸が採れました。
椎茸の様子 2007年2月24日
子どもの森ほだ場 |
五十鈴小学校で使用する原木 |
椎茸の発芽がたくさんありました。白くブツブツに見えるのが、発芽した椎茸です。もう少し暖かくなれば、多くの椎茸が収穫できそうです。今年になって、すでに11Kgの椎茸が収穫できています。 | 3月に小学校で実施する椎茸コマ打ちで使用する原木は、搬送しやすいように、2mで玉切りをして、小学校の非常階段下に仮置きしています。原木は、校長先生が、1mに玉切りしてくれます。 |
椎茸原木の準備 2007年2月18日
今年も、五十鈴小学校4年生で、椎茸の体験栽培を実施します。 第三回森林の再生活動が終わってから、五十鈴小学校の校長先生と4年生担任にも参加していただき、西門川の山で、立ち木切りをしていたクヌグの玉切りと五十鈴小学校までの移動を行いました。 小学校まで2往復して原木を運送したので、終わったのは、6時前でした。 クヌギの玉切りをした所から、門川で一番高い山の仁久志山が望めました。 |
中央:仁久志山(ニクシヤマ) 705m |
立ち木切りしてあったクヌギを玉切りに |
軽トラックで小学校まで運びます |
五十鈴小学校の椎茸 2007年1月4日
五十鈴小学校5年生(当時4年生)で、昨年2月28日に実施した椎茸菌のほだ木を調べてみました。シイタケ菌がほだ木に根付いていれば、1年早く椎茸が若干発生しているはずです。
椎茸の発生を確認 |
今年秋の収穫が楽しみです |