ホーム環境プログラム>2015年度
          以前の環境プログラムはこちらから

***** 環境問題を考えた各種プログラムです。 *****

12月 11月
森で過ごそう!森に学ぼう! 準備-森で過ごそう!森に学ぼう!
10月 8月 4月 3月
クラスレクレーション 川をたのしく親しもう 春をたのしもう 準備-春をたのしもう
  準備-川をたのしく親しもう    


森で過ごそう!森に学ぼう! 12月6日

森林環境学習の森で過ごそう!森に学ぼう!は、現在の名前になって今回で7年目(7回目)の開催となります。この活動は、自然の豊かさを楽しみ自然の大切さを学ぶことを目的としています。

場 所:森の学舎
参加者:6家族20人(内幼児4人)
スタッフ:4人
助成等:宮崎県森林環境税より50%助成
天 気:雨時々曇り
取 材:MRTラジオ「エ・コ・コロ カフェ」木佐貫ひとみさん(12/12PM7から放送)

9:00〜 オリエンテーション

延岡市北方からの峠道が道幅拡張のため工事中で、延岡からは北郷黒木経由で遠回りしての参加でした。今回は、10月に申込が定員に達したので受付を締め切りましたが、キャンセルがでたので開催1週間前に再募集をしました。

9:10〜 環境学習(樹木の二酸化炭素吸収量の測定)

教室で樹木の高さの測定方法と、測定する樹木の名前を確認しました。今回測定する樹木は、「センダン」「イヌマキ」「サクラ」「モチノキ」です。
樹木の二酸化炭素吸収量の計算をして、人間一人が呼吸で吐き出す二酸化炭素を吸収と、家庭で使う電気を発電する際に排出される二酸化炭素を吸収するのに調べた樹木が何本必要なのかを求めます。

環境学習の説明 木佐貫さんの取材も同時進行
樹木の幹回り測定 樹木の二酸化炭素吸収量の計算


10:30〜 炙り焼きソーセージ作り

炙り焼きソーセージとご飯炊きを参加者全員で行ないました。予めスタッフで、材料を切って準備をしていたのと、ソーセージを炙るコンロを広く作っていたので、予定通り12時には昼食をとることができました。

ソーセージ生地は竹串に巻きつける 3kg(2升3合)のお米を釜戸で炊き上げる
簡易コンロでソーセージを焼きあげる 竹串ごとパクリ


13:00〜 竹ポット作り

ドングリは、「シリブカガシ」「クヌギ」「マテバシイ」「イチイガシ」「ナラガシワ」の5種類です。それぞれ好きなドングリを選び2〜3個をポットに植えます。芽が出て2〜3年経って苗木になったら森の学舎に持ってきて山へ植樹します。

好みのドングリを選びます 竹ポットに底石、土の順に入れます


13:30〜 ネイチャー工作

自然素材とホットボンドを使って思い思いの作品を作ります。今回も大作が出来上がりました。

ドングリで工作 作品のお披露目


15:30 終了

*´*☆彡 参加者の感想 。★彡*(一部抜粋)

・木の高さや幹の周りを測ることをしたことがなかったので、とても面白い体験でした。ドングリも拾うばかりで育てることをしたことがないので、芽がでるのか楽しみです。自然は大切ですね。炙り焼きソーセージ、とても美味しかったです。
・一日あっという間でした。自然に囲まれ、ホッとする環境の中で、心のエネルギーをたくさん蓄えることができました。子供とゆっくり過ごす時間がとれて、とても嬉しかったです。また参加させていただきます。準備や計画等、大変だったと思います。ありがとうございました。
・いつも楽しい体験をさせて頂き、ありがとうございます。1本の木が、どれ位空気をきれいにしようとしてくれていることが分かり良かったです。ドングリ工作もたくさんの素材があり、ほんとうに楽しかったです。
・環境学習からドングリ工作まで、とても分かりやすく楽しみながら学ぶことができました。ソーセージ作りも良かったです。また参加したいと思います。苗木育てがんばります。

準備-森で過ごそう!森に学ぼう! 11月28日

来週の「森で過ごそう!森に学ぼう!」の準備を、予定スタッフ4名で実施しました。

準備時間:9時〜14時30分、(〜15:00:打合せ)

@環境学習
樹高の測定方法を確認。
A炙り焼きソーセージの竹串づくり
竹を50cmに輪切り。次に、竹割り器で割って角を落とし張りを取る。
B炙り焼きソーセージ
作った竹串でソーセージの確認。
C竹ポットづくり
深さ18cm底下8cmに竹を輪切り。次に、ドリルで底に3カ所程度の水抜き穴をあけ。

クラスレクレーション 10月24日

森の学舎で、五十鈴小学校4年2組のクラスレクレーションが行なわれました。普段何気なく見逃している自然を身近に感じてもらうためのネイチャーゲーム(動物ヒントリレーとフィールドビンゴ)、自然が提供してくれる素材を使ってのネイチャークラフトで、お昼まで楽しみました。子どもと保護者あわせて57人が森の学舎に来てくれました。

ネイチャーゲーム ネイチャークラフト

 

川をたのしく親しもう 8月2日

川をたのしく親しもうは、今回で7年目(7回目)となります。この活動は、ネイチャーゲームで、自然をさまざまな感覚や心を通じて理解し、自然と自分が一体であることを学び、川あそびをとおして自然の豊かさを楽しみ、自然の大切さを学ぶ活動です。一週間前までは、台風の影響で雨も多く降っており、水量はやや多めでしたが水はきれいでした。

場 所:森の学舎と五十鈴川
参加者:9家族29人(内幼児9人)
スタッフ:7人
講師派遣:フェニックス宮崎シェアリングネイチャーの会(古田さん他3人)
助成等:こどもゆめ基金
天 気:晴天

9:00〜 オリエンテーション

参加者のほとんどは、集合時間の8時45分までに集まり、オリエンテーションまでの間に、フローティングベストを選び着替えをしてもらいました。オリエンテーションでは、横山理事長のあいさつさで、川のきれいな水とそれを生み出している森林の大切さの話がありました。事務局より、暑さ対策やけがについて等活動時の注意事項の話、フローティングベスト着用の仕方があり、続いてスタッフとネイチャーゲームリーダーの紹介が行なわれました。

オリエンテーションが終わって川へむかいます。


9:20〜 ネイチャーゲームと川あそび

最初に、川でジャブジャブ体操で水にちょっとだけ親しんで、好みの小石を河原で探します。それぞれ見つけた小石を紹介して行きます。河原には、まったく同じ形、大きさの石がありません。
家族毎に4班に分かれて、「川の宝物探し」「ささ舟どおり」「川の音を聞く」「魚探し」を行ないました。「川の宝探し」は、カードに描かれたキラキラ光るの物・川の天使(川虫)・テナガエビ他を探していきます。「ささ舟どおり」は、笹で作った舟をゲートに向けて川上から流します。「川の音を聞く」は、ホースで川の水の流れの音を聞きます。「魚探し」は、箱メガネで水中を覗き魚を観察します。
途中記念撮影をして、「アメンボの旅」を行ないました。「アメンボの旅」は、両手両足を広げ川の流れに身体をまかせます。いずれも川にたのしく親しむためです。川を好きになり、川を大事に思う気持ちを育みます。

河原での小石探し 川の宝物探し
ささ舟どおり 川の音を聞く
魚探し アメンボの旅


12:00〜 そうめん流し準備

ネイチャーゲームと川あそびの後、着替えが終わり、子供たちは竹でそうめんお椀を作りました。そうめん流し用竹レールには太すぎる竹をお椀用にと残しておきました。子供たちが、のこぎりで切るには太すぎる竹でしたが、がんばって自分のお椀を作っていきました。

素麺お椀づくり スタッフは大忙し


12:40〜 そうめん流し

参加者みなさん、お楽しみのそうめん流しです。子どもたちは、一生懸命そうめんをお椀にとり、お腹いっぱい食べたようです。そうめんの他にも、キュウリ・ブドウ・トマトも流しました。お楽しみサイドメニューは、ゼリーと夏の野菜のかき揚げでした。


*´*☆彡 参加者の感想 。★彡*(一部抜粋)

・子供と川へ行こうと思いますが怖くてなかなか行けず、ニュースで怖いことばかりなので・・・。初めて楽しめました。自然の中で、思いきりふれ合えて大人も楽しめました。スタッフさん、ありがとうございました♡とても美味しかったです♡ありがとうございました♡
・今年で3回目の参加ですが、毎回とても楽しく参加させてもらってます。お魚探し、川虫探し、アメンボになろう等、どれも子供が目を輝かせて、すごく楽しんでいました。他にはない、このような活動を子供にさせてあげられることができ、とてもありがたく思っています。本当に楽しい活動をありがとうございました。
・魚がいっぱいいました。また来年も来たいです。
川虫を捕まえる達人って言われたよ。竹の器を作るのが楽しかった。川流れは2回したよ。楽しかった。
・天気にも恵まれ自然と美味しいものを満喫でき、楽しい時間を過ごすことができました。また参加したいです。ありがとうございました。
・川あそびは童心に戻れて楽しかったです。息子はまだまだ川が怖いみたいでアメンボはできませんでしたが、来年こそはできるように、お風呂で訓練してこようと思います。
・春のタケノコ採りに続き楽しく参加させていただきました。ネイチャーゲームや川流れ、流しそうめん、竹の器作り等、初めてのことばかりで、とても楽しかったです。野菜のかき揚げも大変美味しく、家で作ってみます。暑い中、スタッフの皆様ありがとうございました♡また是非参加したいです。

準備-川をたのしく親しもう 8月1日

 明日の「川をたのしく親しもう」の準備活動を、6人のスタッフで実施しました。
 森の学舎裏山の竹林から2本伐採して、太い部分4mを二割りしてレールへ、細い部分は、お椀用としました。実際に素麺を湯でレールを組み、そうめん流しを予行練習をしました。他に、拡張した川に降りる道で、参加者が滑って転ばないように川砂をまきました。夕方になって、活動範囲をしめすロープを川の上下流に張りました。

 

春をたのしもう 4月5日

参加者:大人=19人、子供=23人(内小学校就学前幼児10人)
スタッフ:6人
野草講師:成迫平五郎さん(宮崎県環境アドバイザー)

<9:20〜>オリエンテーション
 開会時間前に参加予定者が全員集合したので、予定より10分早めて開会しました。「ここは昔小学校でした、今は子どもの森が環境学習の活動をしています、野草を採って名前を覚えて料理して食べることも環境の学習です、自然の中では小さな子どもたちは皆で見守りましょう」と横山理事長のあいさつからはじまりました。その後、成迫平五郎さんによる野草の話、事務局からの注意と連絡事項があり、記念撮影をしてから、食べることができる野草探しに出発しました。

多くの方が参加者しました 成迫さんは森の学舎近辺にある野草の説明をしました


<9:50〜〉グランドでの野草収穫
 最初の野草収穫は、森の学舎のグランドです。成迫さんの案内で、グランドにある食べることができる野草を紹介していきます。参加者は、野草を少しずつ食べれることができる量を収穫していきます。

グランドではアザミ・ヨモギ・カラスノエンドウ・ドクダミ・セイタカワダチソウ・セリ・ヨメナ等が見つかりました


<10:20〜>妖精の森でのタケノコ収穫と周辺での野草収穫
 グランドを一周したら雨足が激しくなったのでしばしの雨宿りをしました。雨が上がったら、タケノコ隊を募り、タケノコ収穫班と野草収穫班に分かれて、それぞれの収穫に向かいました。収穫から戻ってきたら、野草の名前を確認できるようにを分類していきました。23種類の野草を収穫して調理しました。

猪がタケノコを掘っているので収穫できるか心配でしたが、食べるには充分のタケノコを採ることができました。
森の学舎周辺での収穫
レンゲの花も美味しい 採った野草は分類します。


<11:30〜>
 野草の料理は、かき揚げ、天ぷら、あえ物、炒め物の3種類を作りました。他に、野草ピザと釜戸での羽釜炊飯をしました。参加者(大人の参加者中心)で、各々好きな役割に分かれて料理を開始しました。

釜戸で炊飯 石窯でピザ焼き
調理

● メニュー ●

かき揚げ 天ぷら あえ物 炒め物 ピザ
アザミ、ヨモギ、タンポポ、レンゲ、カラスノエンドウ、ドクダミ、セイタカワダチソウ、スミレ、スズメノエンドウ、ヨメナ、ミツバ、ツクシ、ウシハコベ、カキドオシ、ウバユリ、オオバコ、アケビ タケノコ ノビル、セリ、コバギボウシ、コオニタビラコ、ヤブカンゾウ フキノトウ タケノコ


<13:00〜〉食事会
 参加者みんなで作った野草料理と羽釜のご飯、石釜で焼きあげた野草ピザに、事務局で用意した味噌汁で食事会です。野菜が嫌いで食べない子供が、今日は野草かき揚げを美味しいと食べたようです。

収穫し調理した野草料理は最高です


<14:30> 閉会
 参加者の一致団結の協力のもと予定していた時間通り終ることができました。

*´*☆彡 参加者の感想 。★彡*(一部抜粋)

・親子ともに初めての野草採りができて楽しかったです。野草の知識が全くなかったので、とても勉強になりました。自分たちで採ったものを調理したので、ひときわ美味しく感じました。子供たちもモリモリ食べ、お友達もできて、充実した時間を過ごすことができました。
・セリ、ヨモギ、ミツバの見分けがつくようになりました。ノビルが美味しかったです。こんなに身近に美味しい野草があることに驚き、春が楽しくなりました。セリやミツバは家の近くの山で探してみようと思います。
・子どもに生きる力を付けさせたいと思い参加しました。久しぶりに自然の中にどっぷりと浸かることができました。
・野草の収穫で食べれるものがわかったので良かったです。
・収穫し調理して食べる貴重な体験ができて良かったと思います。お店でしか目にしないものなど、何処にどうやって生えているかとても勉強になりました。

準備−春をたのしもう 3月28日

 一週間後の「春をたのしもう」に備え、当日の講師で自然環境アドバイザーの成迫平五郎先生と一緒に森の学舎周辺にある食べられる野草を調査しました。グランドにはセリ・ヨメナ・フキノトウ・アザミ他、周辺の道端にはヤブカンゾウ・ノビル他、田んぼ畑にはコオニタビラコ・ナズナ・タネツケバナ他、多くの種類の食べられる野草がありました。あとは猪の食べ忘れたタケノコがあるかどうか。現在の参加予定者は、30人弱です。来週の日曜日は、晴れますように。

今の季節はスイセンとソメイヨシノがきれいです。 グランドは野草の宝庫です。