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***** 環境問題を考えた各種プログラムです。 *****


11月 10月 9月
森で過ごそう!森に学ぼう! イオン日向店チアーズクラブ イオン延岡店チアーズクラブ
準備-森で過ごそう!森に学ぼう    

7月 5月 4月
川をたのしく親しもう 森林環境セミナー(作業体験編) 森林環境セミナー(知識習得編)
準備-川をたのしく親しもう    


森で過ごそう!森に学ぼう! 2014年11月30日

 「どんぐり拾い」→「森とあそぼう」→「ドングリとあそぼう」→「森で過ごそう!森に学ぼう!」と名称とプログラムを変更しながら、今回で6回目の開催となりました。この活動は、ドングリに親しんで森がかけがいのないものであることを考えてもらうことを目的にしています。

場 所:森の学舎
参加者:3家族11人(内子ども5人)
スタッフ:3人
後 援:宮崎県、宮崎県教育委員会
取 材:わぃWaiTV(地元ケーブルテレビ)
助成等:こどもゆめ基金
天 気:曇りのち

9:00〜 オリエンテーション

 横山理事から、今日のプログラム内容と注意事項等を説明して、樹木の高さ調べを開始しました。心配していたお天気は屋外での活動の間は何とかもってくれました。


9:20〜 樹木の二酸化炭素吸収量を調べよう

 まず屋内で樹木の高さを調べるための樹高測定器の使い方と樹木の幹回りの測り方の説明をおこなって、学舎グランドに出て、イヌマキ・センダン・サクラ・ヤマグワの4種類の樹木の高さと幹回りを家族単位で調べました。その後、屋内に戻ってきて、樹木が年間に吸収する二酸化炭素の量を計算しました。人間一人の呼吸のために何本の木が必要か、家庭で使われる電気量により排出される二酸化炭素を吸収するために調べた木が何本必要かを計算していきます。


10:40〜 炙り焼きソーセージ

 参加者全員で昼食の準備です。男性は、炙り焼きソーセージを焼くための火起こしと釜戸での炊飯を担当し、女性は、炙り焼きソーセージの生地作りを担当しました。炙り焼きソーセージの生地は竹串に巻きつけて、直火炙り焼きしていきます。昼食の準備が整ったのは、12時半過ぎで、お腹が空いた参加者は、釜戸で炊いたご飯と炙り焼きソーセージで昼食をたっぷりと美味しくいただきました。


13:20〜 ドングリ苗床づくり

 午後の活動に入る前に全員で集合撮影を撮り、ドングリ苗床づくりの事前準備としてドングリクイズを3問(木から落ちたドングリの発芽率は?ドングリの根と芽はどこからでるの?植える時のドングリの向きは?)おこなってから、竹のポットにドングリを植えていきました。
 下層に水はけのための軽石を敷いて、上層に腐葉土を入れ、ドングリを3個づつ土の中に埋めていきます。今回使用したドングリは、クヌギ・マテバシイ・ナラカシワ・の4種類です。各自好きなドングリの竹ポットをつくりました。春に芽がでたら2年後に山に戻します。


14:00〜 ドングリ工作

 今日のお楽しみドングリ工作。いろいろなドングリ他樹木の部位を材料に、ホットボンドを使って思い思いの作品を作っていきました。なんだか子どもたちより保護者の方が力が入っていたような気がします。


15:20〜15:30 アンケート記入、終了。

*´*☆彡 参加者の感想 。★彡*(一部抜粋)

・とても楽しく過ごさせました。また皆で参加したいと思います。ご飯もデザートの蒸しパンもとっても美味して、たくさんおかわりをして食べました。工作も親子で夢中になれて良かったです。
・ドングリ工作は、大人の方が熱中してしまいました。ドングリの苗床作り、今日学んだので、自宅でちゃんと枯らさずに育て、2年後には持ってこれるように頑張りたいです。土日しか外で遊べませんが、なるべく木のある場所で自然のもので遊ばせていこうと思います。
・普段体験できないこと、自然に触れ参加者皆さん楽しい時間を過ごし熱心で、私も楽しかったです。
・薪でのご飯は大変美味しくいただきました。子供が喜んでいたのが、一番ありがたいです。
・ソーセージ作り良かったし美味しかった。羽釜のご飯もとても味があり美味しかった。環境のために、省エネ+木を植えるを今後は考えていきたい。工作は童心に帰ってのめりこみました。子供と共に深めました。 

準備-森で過ごそう!森に学ぼう! 2014年11月29日

スタッフ:3人

 明日の「森で過ごそう!森に学ぼう!」のスタッフによる準備活動を実施しました。

◆竹ポットと竹串づくり、工作用のスギ枝赤鉛筆の用意

 ドングリを植えるための竹のポットと、炙り焼きソーセージ用の竹串を作るために、妖精の森から若そうな孟宗竹を1本切り出しました。その後グランドで、8cmの足と18cmの深さの竹ポットと50cmの竹串を参加者分用意しました。また、ドングリ工作で使ってもらうためのスギ枝の赤鉛筆も作りました。

 

 

イオン日向店チアーズクラブ 2014年10月11日

 前月の延岡店に続きチアーズクラブの活動支援です。日向店チアーズクラブからの依頼を受け、樹木についての環境学習を森の学舎で開催しました。9時30分にチアーズクラブの12人の子供たちとサポータ4人が集合し、オリエンテーションを行なってから活動に入りました。

● 樹木の二酸化炭素吸収量を計ろう 〜11:30

 森の学舎グランドにあるサクラ、センダン、イヌマキ、ヤマグワの4種類の樹木の高さと幹の外周を測り、その木がどの位の二酸化炭素を吸収するのかを計算します。計算結果から、私たち人間の暮らしで排出する二酸化炭素を吸収するために樹木が何本必要かを考えます。

5人のスタッフ紹介 横山理事長により樹木の大切さの説明
@樹木測定器で樹木の高さを調べます。 A樹木までの距離を測ります。
B樹木の幹回りを測ります。 C測ったデータから二酸化炭素の吸収量を計算します。

● お楽しみ炙り焼きソーセージと昼食 〜14:00

 炙り焼きソーセージ生地づくりと飯盒炊飯の2組に分かれて、全員で昼食の準備をしました。

炙り焼きソーセージ生地づくり班 飯盒炊飯班
竹の串に生地をつけます 炭火&薪で生地を焼きます。


● ドングリの苗木ポットづくり 〜14:30

 昼食がすんだら、苗木ポットづくりのためにドングリクイズを行ないました。クイズの中で、ドングリを横向きで植えることを学んでもらってから、苗木ポット作りにとりかかりました。

ドングリクイズ 苗木ポットづくり


 今回の学習で、植物は動物のための酸素を含む多くの物を生産してくれている。この世の中には不要な物などひとつもないことを子どもたちに知ってもらうことを強く望んでいます。

昼食 チアーズクラブとスタッフ一同


 イオン日向店チアーズクラブの活動は、森林環境教育先導モデル事業として実施しました。

イオン延岡店チアーズクラブ 2014年9月13日

 イオンが取り組んでいる、小学生の子どもたちに環境に関する体験や学習をする「チアーズクラブ」への協力をしました。ファニックス宮崎シェアリングネイチャーの会からナガナガさんを招いて、ナガナガさんと横山理事とで、ネイチャーゲームを森の学舎でおこないました。チアーズクラブで参加したのは、子供15人と大人10人の計25人です。大人も子供と一緒になってネイチャーゲームを通して自然に触れ親しんでもらえました。

 チアーズクラブは、6年を1サイクルとして毎年変わり、1年目「ゴミ」、2年目「リサイクル」、3年目「資源(エネルギー)」、4年目「太陽と自然」、 5年目「植物」、6年目「動物」となっています。 今回は、4年目「太陽と自然」の一つとして実施されました。

川をたのしく親しもう 2014年7月27日

川をたのしく親しもうは、今回で6年目(6回目)となります。この活動は、ネイチャーゲームで、自然をさまざまな感覚や心を通じて理解し、自然と自分が一体であることを学び、川あそびをとおして自然の豊かさを楽しみ、自然の大切さを学ぶ活動です。当日前一週間は天気が良く、水量は少なく水もきれいでした。川での活動にとっては、絶好のコンディションでした。 川での活動範囲を示すロープは前日に張りました。

場 所:森の学舎と五十鈴川
参加者:8家族25人(内幼児10人)
スタッフ:6人
講師派遣:宮崎県ネイチャーゲーム協会(古田さん他4人)
後 援:宮崎県教育委員会
助成等:こどもゆめ基金
天 気:晴天

9:00〜 オリエンテーション

参加者のほとんどは、集合時間の8時45分までに集まり、オリエンテーションまでの間に、フローティングベストを選び着替えをしてもらいました。オリエンテーションでは、横山理事長のあいさつさで、川のきれいな水とそれを生み出している森林の大切さの話がありました。事務局より、暑さ対策やけがについて等活動時の注意事項の話、フローティングベスト着用の仕方があり、続いてスタッフとネイチャーゲームリーダーの紹介が行なわれました。

横山理事長あいさつ フローティングベストの説明


9:20〜 ネイチャーゲームと川あそび

最初に、川でジャブジャブ体操で水にちょっとだけ親しんで、おにぎりやたまごに見える石を河原で探します。それぞれ見つけた石を紹介して行きます。河原には、まったく同じ形、大きさの石がありません。

ジャブジャブ体操 おにぎり石

 
家族毎に4班に分かれて、「川の宝物探し」「ささ舟どおり」「川の音を聞く」「アメンボの旅」を行ないました。「川の宝探し」は、カードに描かれたキラキラ光るの物・川の天使(川虫)・テナガエビ他を探していきます。「ささ舟どおり」は、笹で作った舟をゲートに向けて川上から流します。「川の音を聞く」は、ホースで川の水の流れの音を聞きます。「アメンボの旅」は、両手両足を広げ川の流れに身体をまかせます。いずれも川にたのしく親しむためです。川を好きになり、川を大事に思う気持ちを育みます。

川の宝物探し ささ舟どおり
川の音を聞く アメンボの旅


12:00〜 そうめん流し準備

ネイチャーゲームと川あそびの後、着替えが終わり、子供たちは竹でそうめんお椀を作りました。そうめん流し用竹レールには太すぎる竹をお椀用にと残しておきました。子供たちが、のこぎりで切るには太すぎる竹でしたが、がんばって自分のお椀を作っていきました。

川で集合写真 お椀作り


13:00〜 そうめん流し

参加者みなさん、お楽しみのそうめん流しです。子どもたちは、一生懸命そうめんをお椀にとり、お腹いっぱい食べたようです。そうめんの他にも、キュウリ・ゼリー・トマトも流しました。お楽しみサイドメニューは、夏の野菜のかき揚げでした。

そうめん流し

:
*´*☆彡 参加者の感想 。★彡*(一部抜粋)

今日は本当に参加できて幸運でした。定員に達していたのに参加させて下さりありがとうございました。本当に楽しかったです。延岡にも小野町に沖田ダム近く川を浅く堰き止めて遊べる場所がありますので、今日学んだ様に遊んでみようと思います。
すごく大きいテナガエビを見つけました。楽しかったです。アメンボになるのがすごく気持ちよかったです。楽しい一日になりました。ありがとうございました。
とても楽しく子供より親の方が夢中になってしまいました。夏休みのいい思い出ができました。来年も参加したいです。ありがとうございました。
思っていた以上に楽しかったです。楽しくてあっという間でした。流しそうめんもとても楽しくて、いろいろなものが食べれました。とても美味しかったです。
今回参加させて頂いてとても楽しく過ごすことができました。普段体験させてあげられない事ができてよい経験になりました。友達から誘って頂いたことに感謝です。この案内がもっと広くひろまれればと思います。次の機会も参加できればと思います。
去年から2度目ですが、子供が覚えていて喜んでいました。いたれりつくせりで、また来年も来たいです。
ものすごく楽しい会でした。宮崎より参加しましたが、本当に来てよかった。子供たちも夏の思い出ができて満足そうでした。来年も参加したいです。
お天気も良く川がとてもきれいで気持ち良かったです。子供たちもたくさんの生き物を見ることができ、エビを捕まえることができ、夏休みの楽しい思い出の一つになったと思います。川に浮かんで流れる、大人も楽しかったです。ありがとうございました。
テナガエビを捕まえできてうれしかった。

 

準備-川をたのしく親しもう 2014年7月19日

スタッフ:4人

 来週に控えた「川をたのしく親しもう」のスタッフによる準備活動を実施しました。

@素麺流し
 素麺を流す竹レールを作りために、まずは孟宗竹を2本伐採して、手ごろな太さの部分を切り出して、二割りにしてレールにしました。素麺を流して試食をすることで昼食代わりとしました。


A更衣ブースの設置
 川に入る前と川からあがって後に着替えるための更衣ブースの設置、ライフジャケットの準備等を行ないました。他に、ネイチャーゲームの下見・打合せ、川に降りるための畦道と河川敷の葦の草刈りを行ないました。

 

森林環境セミナー(作業体験編) 2014年5月11日

 森づくりボランティアで必要となるチェーンソー・粉砕機等の山林作業機械及び作業を体験するために、4月の知識習得編の続編として開催しました。

受講者:6人(申込者7人)、スタッフ:1人、講師:2人
後援:みやざき森づくりボランティア協議会
平成25年度「緑と水の森林ファンド」公募事業

  9:30〜 開講式、森づくり安全管理(岩田幸生:安全技術指導員(林災害防止協会)
12:00〜 昼食
13:00〜 チェーンソー・粉砕機等の山林作業機械の使用方法、作業体験:横山謙一(子どもの森理事長) 
15:30 閉講

 

■ 森づくり安全管理
 森林での作業で実際に発生した災害の事例を交えながら、作業時に守らなければならない作業手順や管理者の講ずべき安全対策について学びました。また、作業前の点呼点検の仕方も習得したので、さっそく実践で試したいと思います。

■ チェーンソー・粉砕機等の作業機材の使用方法、作業体験
 チェーンソーを体験するために、グランドに立てた杉丸太を立木に見立て、受け口と追い口を作り蔓を残すようにチェーンソーで切っていきます。一人が丸太を切っては、その切り口をチェックして、思っているようにチェーンソーが使えているかを調べました。他に、竹の伐採と竹棚作り、樹木粉砕機での竹粉砕を体験しました。



森林環境セミナー(知識習得編) 2014年4月6日

 環境問題への取組みのひとつである森づくり活動に継続して参加するボランティアの必要な知識を習得するためのセミナーで、今回が6年目(6度目)の開催となります。森づくり活動の醍醐味は植樹ですが、植樹後の下草刈り等の育林作業が疎かになり、植えた苗木を枯らしてしまうこともあるようです。森づくり活動は、植樹の準備から下草刈りの必要がなくなる程度まで苗木を育てるまでの継続した活動です。

受講者:4人(申込者7人)、スタッフ:2人、講師:2人
後援:宮崎県、みやざき森づくりボランティア協議会
平成25年度「緑と水の森林ファンド」公募事業

  9:30〜 開講式、森づくりのための森林生態学(木正博:宮崎大学農学部准教授)
12:00〜 昼食
13:00〜 樹木・植物観察(成迫平五郎:宮崎県環境保全アドバイザー・県北植物愛好会)
15:10〜 森づくりボランティア活動について(横山謙一:子どもの森理事長)
15:30 閉講

 

■ 森づくりのための森林生態学
 樹木(分類と学名、シュート、生活史、成長と環境)、森林(森林の種類、森林の持つ様々な働き)、森林を育てる技術(育苗、植栽、下刈り、除伐、間伐、枝打ち、主伐・搬出)について、高木先生による講義が行なわれました。

■ 樹木・植物観察
 森の学舎周辺の散策による、樹木や野草の名前を覚えながら、食べられる草とその料理法等が、成迫平五郎先生によるフィールドワークにて実施しました。

 ☆彡 参加者の声(抜粋)
樹木、森林について基本的な部分からとても詳しく教えていただけたので、すごく解り易かったし面白かった。
宮崎でボランティア活動をしている団体を知ることができ、大まかに4つの形に分けることを知り、何か参加してみたいと思った。
本や写真で見るだけより実物を見て解ることでより良い学習になった。
内容が盛りたくさんでとても勉強になりました。また機会があれば参加したい。
森を大切に守り、子供たちに残し、森の素晴らしさを伝えて行けたらと思った。