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杭作り 2006年12月24日

 第一回森林の再生活動では、山斜面に階段を設置しました。第二回も引き続き階段の設置をする予定です。その階段の資材となる杭を作成しました。
 子どもの森の植樹地に放置していた間伐した杉の中で、適当な太さの物を使って、36本の杭を作りました。昨日、チェーンソーのチェーンの目立てをしていたので、チェーンソーの切れ味がとっても良かったです。


森の休憩場が完成! 2006年12月17日

 子どもの森の雑木林内に設置しているテーブルとベンチの改修、その他に丸太の椅子と丸太の長椅子を揃えて、森の休憩場が完成しました。いろいろな活動の合間をぬって作っていたので、昨年から作り始めて約1年3ヶ月かかりました。この休憩場は、雑木林に中で行う環境プログラムや森づくりプログラムの「ドングリ拾い(と育苗)」や「つる取り&つる工作」、植樹後の下草刈りなどで利用して行きます。席数(利用人数)は、約20名です。
 追伸 そろそろチェーソーの切れ味が悪くなってきたので、チェーン刃の目立てをしなけくては。


第一回森林の再生活動 2006年12月9日

 台風で植林されていた杉が流された門川高等学校の演習林(約0.1haん〜もう少し広いかなぁ)に広葉樹を植樹する森林の再生活動をいよいよスタートしました。
 今日は、高校生ボランティア3名を含め8人で、山斜面を登るための階段(約30m位)を作りました。森林環境税からの「森林づくり活動支援事業」で購入した十字鍬や鉈、鋸を使い、間伐してあって杉と潅木を活用しての階段作りです。また、潅木などの撤去(細かく裁断する)作業もおこなっています。

今日の参加者
 けが防止のために最初にストレッチ体操    全員で階段設置箇所を確認。山斜面を登ると、ここに階段が設置できるのか不安がよぎりました。
階段作り(高校生たちが一生懸命に作業をしてくれました)

 9時から12時まで、けがもなく無事終わりました。第二回目も階段を延長する作業と、階段から斜面に沿った歩道の確保をします。参加者が多ければ、潅木の整備もできます。まだまだ長い道のりです。
 今日作った階段とこれから作る歩道は、植樹をする時の作業道になります。

 活動終了後に雨が降ってきました。昨晩も雨でした。活動をした今日の午前中だけが雨が降らず凄くラッキーでした。

今日作った階段


丸太橋の改良 2006年10月22日

 整備中の雑木林と植樹したフィールドで、沢向こうの棚田跡に渡るために設置している丸太橋を渡ると、しなって揺れます。来月には、小さな子どもたちも参加するドングリ拾いと苗木育てをこのフィールドで開催します。沢向こうの棚田跡にはトイレが設置してあるし、植樹もしていますので、どうしても渡らなくてはなりません。改良方法は、2本の丸太を板で留めていたのを、ロープで7カ所を留めることで、揺れを少なくしました。


改良前
(増水で外れていたとき)

丸太を留めていた板をロープに変えた


下草刈り(MRT取材) 2006年9月3日

 3月に植樹をした三ヶ瀬フィールドの下草刈りを行いました。今回の下草刈りは、MRTの「おしえてみやざき」の取材撮影が、ありました。番組の中で、臨場感があるコメントをするため、田内裕子アナウンサーが実際に下草刈りを体験しました。自然環境の話題で、ボランティア団体が、森づくりに積極的に関わりを持って、環境問題に取り組んでいることが、取材の趣旨です。


植樹記念プレートの前で参加者記念撮影

 参加者全員が、朝8時に門川町役場に集合出発して、三ヶ瀬フィールドに8時30分に到着。下草刈りの参加者は、会員とその家族が9人、門川高校から6人、みやざき森づくりボランティア協議会の仲間(MFV会と日向市ふるさとの自然を守る会)が2人、その他サポータが2人の計19人でした。 横山理事長からのオリエンテーションの後、草刈りストレッチ体操を行って、下草刈り作業に入りました。

《今日のスケジュール》
 8:00 集合
 8:30 オリエンテーション、ストレッチ体操、記念撮影
 8:50 下草刈り作業
 9:40 休憩
10:10 下草刈り作業
11:00 後片付け
11:20 解散

 植樹をして杉との混合林となった所は、育林鎌を使って、苗木を中心に50センチを坪刈りをしました。棚田跡の植樹地は、刈払い機で全刈りとしました。苗木数本を誤って切ってしまいましたが、全ての下草刈りが完了しました。今日は、天気が良くて、まだまだ残暑厳しい日だったので、参加者みんな汗びっしょりになりました。


オリエンテーション

草刈りストレッチ体操
造林鎌での下草刈り作業

撮影
(横山理事長と田内アナとかけあい)

メロンとブドウで一息

撮影秘話(横山理事長談)
 田内裕子アナウンサーが、台詞を噛んだときは取り直しになったけど、私の場合は、なぜか取り直し無し。アナウンサーはプロだから間違いはダメなのでしょうが、できれば私も撮りなおしてもらいたかった。


下草刈り 2006年7月2日

 バードウオッチングに続き今日も雨。(梅雨だからしかたないけど)
 3月に植樹した棚田跡を中心に下草刈を実施しました。雨のため参加者が少なく、雨具の中が汗でびっしょりになりながら、全員が草刈り機を使っての作業となりました。スイカを持って来て、川で冷やしていたけど、そのスイカを切って食べる余裕もありませんでした。

 下草刈が終わった後、8月に開催するデイキャンプの準備をしました。竹を輪きりにして、お椀・箸・串等を作りました。ただし、荒作りです。デイキャンプ参加者で、竹を使ってのお椀と箸作りの体験として、仕上げをしてもらうことにします。

簡易テントの下で竹の加工をしています
(デイキャンプ準備)

草刈り機で下草刈(途中、一時雨が止みました)

植樹した木に巻きついている蔓の除去
(すっかり下草がなくなりました)


今年度最初の森林整備 2006年5月21日

 台風の影響が心配されましたが、今年初めての森林整備は、好天に恵まれました。朝10時から午後3時30分までかかり、3種類の作業を行いました。

@苗木の保守
 3月に実施した植樹の苗木に絡みついた蔓の撤去と下草刈りをしました。苗木の一部は、葉が虫に喰われていましたが、概ね元気に根付いています。植樹したばかりなのに、ヤマボウシには、もう花が付いていました。


苗木の蔓撤去

ヤマボウシの花

Aベンチ作り
 ヤマモモやホルトノキ等を植樹した棚田跡上段に、ベンチの設置をしました。クヌギの木の下で日陰になる場所に、ベンチ足になる杉を地面に埋め込み、その上に、チェーンソーでハーフカットした杉を置きました。テーブル部分は、次回の整備で完成させる予定です。もちろん、初伐・間伐した杉を使ってます。


作成途中にベンチの座り心地を確認

ベンチが二脚できました

B枝のチップ化
 昨年の雑木林整備で、伐採していた小枝を、やっとチップ化できました。久しぶりに粉砕機を使いました。チップは、雨による階段の滑りを防止するために、階段と通路に撒きました。これで、雨の日でも階段が滑らないと思います。うん、安心。
(^。^)


枝のチップ化

チップを撒いています

おまけ:草イチゴのジャム

草イチゴです。雑木林の整備を行っている場所にたくさんあります。でも、作業で手一杯だったので、イチゴを採る時間がありません。残念、少ししか採れませんでした。

草イチゴのジャムです。美味しいですよ。(ちょっと砂糖を入れすぎだったみたい)


植樹後の点検 2006年4月30日

3月に植樹した苗木が元気に根付いているかを点検しました。苗木は、イチイガシの数本が枯れそうですが、ほとんどの苗木は、植樹したときから1ヶ月しか経ってないのに、背丈をかなり伸び、葉っぱも増えていました。下草も元気そうですので、梅雨前に、下草刈りの必要があると思われます。

写真ではわかり難いですが苗木の背丈がかなり伸びてます
苗木名のプレート

ケヤキ

イロハモミジ

センダン

イチイガシ

スダジイ

おまけ:ハグロトンボ雄

イロハモミジ標識タイプ

ヤマボウシ

ホルトノキ

ヤマモモ

イチョウ

おまけ:クヌギの新木


植樹その後 2006年4月1日

 3月26日の植樹は、途中から雨がひどくなってきたので、参加者(特に小学校低学年)の健康を考えて、苗木をすべて植樹する前に終了していました。今日、残った苗木を植樹し、その後、平日も使って何とかすべての苗木の植樹が終わりました。
 今日参加した子どもたちは、添え木に苗木をひもで固定した後、ターザンごっこに夢中になってました。お昼は、子どもの森で栽培している椎茸を収穫し、焼いて食べました。


奥の杉の下には、イチイガシが植樹されています

ターザンごっこ
植樹の全貌


植樹(森づくり) 植樹地:門川町西門川三ヶ瀬地区 2006年3月26日

朝から曇り空模様で、天気を心配しながらの植樹開始となり、途中雨足も激しくなるアクシデントもあり、約1時間の植樹となりました。
 植樹後は、当会が用意した豚汁と椎茸を焼いて、参加者持参のおにぎりで昼食をとり、植樹記念碑に、参加者が自分の名前を記入してもらいました。

 最初に、後藤副代表から、植樹開会のあいさつがあり、横山理事から植樹の目的と作業説明等がありました。
 参加者は、「門川高校」から6人、「ボーイスカウト延岡第4団」から9人、一般参加3人、会員7人の計25人です。
 今日は、朝からどんよりと曇り、天気を心配しながらの植樹開始となりました。


植樹開会(オリエンテーション)

副代表あいさつ

 21日に準備していた苗木の添え木の箇所を掘ってから、苗木を埋めたあと、葛を使って、苗木を添え木に固定させます。
 植樹作業が、始まったらすぐに、雨が降り始めました。そのうち、雨足が激しくなり、1時間位で植樹作業を終了することになりました。


植樹開始

苗木を植樹箇所へ運びます
植樹のようす

 雨足が激しくなってから、急遽ビニールシートで簡易テントを作成し、非難することしました。火を起こして、暖をとり、お茶を飲み、しばし休憩をとります。
 植樹記念碑に、参加者の記念サインを書き込んでもらった後、簡易テントの中で、豚汁と椎茸焼きをおかずに昼食をとりました。豚汁、椎茸焼きどちらもdeliciousでした。


参加者全員のサインが入りました

簡易テント内で座る場所もなく昼食でした

 13時過ぎに、予定通り解散となりました。「門川高校」と「ボーイスカウト延岡第4団ビーバー隊」からの参加者が帰った後、雨が小降りになったので、会員と一般参加者で棚田跡上段に、ヤマボウシとヤマモモを植樹しました。

記念撮影

 今日は、雨の中、おつかれさまでした。そして、ありがとございました。参加された方が、風邪をひいてないか心配です。


植樹の準備2 2006年3月21日

 19日に引き続き植樹の準備ですが、今日が準備の本番で、会員とサポータの計13人+子ども2人の参加者で、植樹の準備を行いました。参加者が多かったので、予定していた準備+棚田跡へ登る道と階段の設置他がすべて終わりました。
 上段の棚田跡には、ヤマボウシとヤマモモ等の美しい花の咲く木と実のなる木を植樹します。

苗木の添え木設置


まずは、川原近くの竹林から竹を切りだします。

竹を1mの長さに揃え、苗木の種類別に色テープを付けます。

植樹する箇所に1本ずつ添え木を立てて行きます。
植樹記念碑の作成

まずは、間伐杉の丸太の皮むきをします。鎌で剥くときれいに剥けます。

枠を組みます。
足は、しっかり地面に埋めて、裏から支え棒をして強固に仕上げます。

プレートを取り付けて、やっと完成。
下のプレートには、26日植樹参加者に署名をしてもらいます。
棚田跡上段へ登る道と階段を設置

鍬やスコップを使って、山側の土を削り足場を平らに均します。

急勾配な箇所には、階段を設置します。

全長が約30mの道と階段が完成しました。結構重労働でした。(疲れた)
お昼ごはん 釜戸の設置 参加してくれた子ども

お昼になったら、おにぎりで昼食です。お茶は、今日作った釜戸で沸かしました。幸い薪はたくさんあります。

石を組んだ簡単な釜戸を作りました。この釜戸で、植樹の日に、豚汁を作ります。

そら(犬の名前)にカッパえびせんを、こっそりあたえていました。
苗木の名前プレート 草刈り

苗木の名前プレートを柱を杉、プレートを倒木していたネムノキで作成しました。9種類の苗木の名前プレート立てます。

木の名前をプレートに書き込んでいます。

添え木を立てていった(苗木を植樹する)付近の草刈りをしました。

 作業は、朝9時半位から夕方4時近くまで行いました。
 植樹の準備であるため出来たところまでとは行きませんから、会員以外の方にも声をかけて見たところ、こんなにも大勢の方の参加がありました。
 おかげさまで、準備はすべて整い、26日の植樹本番を迎える事ができます。また、植樹記念碑や棚田跡へ登るための道や階段まで設置できました。
 今日の植樹準備に参加された皆さん、ほんとうにありがとうございました。感謝感謝です。


 26日の植樹にも、たくさんの方の参加がありますように!

今日の参加者


植樹の準備 2006年3月19日

 1週間後に迫った植樹に向けて、準備を行いました。
@駐車スペース:植樹地の近くにある現在使われていない林道入り口部分約30mの草刈と垂れてきている枝を落として、車6、7台分の駐車スペースを確保

A間伐の杉を使ってプレートの準備
B階段の設置(8段のミニ階段)


@駐車スペース

Aプレートの準備

B8段のミニ階段

 苗木も到着しました。

 センダン
 イチイガシ
 ホルトノキ
 スダジイ
 ヤマボウシ
 ヤマモモ

 イロハモミジ


薪作り 2006年3月14日

 昨年夏に萌木切りをしていた枝で、粉砕機でチップ化できない太目の枝を薪に加工(チェーンソーで30、40センチにカットするだけですが)しました。おかげで、雑木林内に無造作に放置していた枝のほとんどが無くなり、すっきりと整備されました。
 今日は、今まで続いた暖かさが一変して、冷たい強い風が吹き、冬に逆戻りをしたような寒い一日でした。


森のトイレがやっと完成 2006年3月4日

雨で未完成だった森のトイレがやっと完成しました。
 丸太の橋を渡って、沢の側面を通って、棚田跡を横切ってたどり着きます。(ややdangerous"^_^")
 後は、棚田内通路を確保するため草刈をします。


トイレ製作作業

完成した森のトイレ
(壁はシートになります)


トイレづくり 2006年2月25日

 これからの雑木林整備や植樹の活動のためにトイレが必要になります。

 トイレの設置場所を、小川を渡って対岸に5段ある棚田の4段目跡に決めました。最初に、そこまで渡るために、丸太の橋を架けました。間伐してあった杉を5.5mに切断し丸太を2本を作り、沢に架けロープで固定した簡単な橋です。でも、結構良い味出しています。(しかし、小川まで運ぶのにすごく重かった)

 今日の目的であったトイレ作りは、途中で雨が降ってきたため作業続行不可能となり、骨組みだけを作り上げて終わりました。後、トイレの穴を掘らなくてはいけません。柱は、間伐の杉を使用しています。壁は、シートで覆うことにします。

 その他に、丸太の橋からトイレまでの動線を確保するために、刈り払いやアプローチ(丸太で考えてます)を作っていきます。
 間伐や倒木して放置してある杉が結構あるので、材料には困りませんが、トイレのために付属作業が結構あります。3月26日の植樹までに間に合うか心配です。(何とか間に合わせねば)


丸太の橋

骨組みだけの未完成トイレ


歩道と階段の完成 2006年1月22日

 前回作ったプロトタイプの階段とは違うルートで、約6mの傾斜歩道と約2メートルの梯子階段を完成させました。「日向市ふるさとの自然を守る会」からの応援が2名あり、男性が5名も参加しました。こんなにたくさんの男性の活動参加は初めてで、土木作業があれよあれよ進みました。おかげで、満足いく歩道と階段ができました。(よかった)
 3月に予定している植林で、きっと必要な歩道と階段となります。


階段工事(杭を設置しています)

完成した階段と歩道(全長8m)