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パン作りを通して食と環境を考える体験学習で、自然体験や農業体験から自然の大切さを学びます。今年度の「四季をまるごと体験ecoスクール」は、子どもゆめ基金の助成事業として第11期生で実施しています。25名のスクール生と延べ6名のスタッフで活動しました。

5月末まで、新型コロナウイルス対策「県独自の緊急事態宣言」が発令していますので、開校(5/15)と2回(5/29)は、午前中のみ開催としました。

閉校 2/12塩作り、小麦挽き 1/22酵母作り、ネイチャー工作 12/11麦畑づくり 11/20 ソーラ―クッキング、環境学習 8/28 ゴミ拾いと生き物調査 7/24脱穀 5/29開校 5/15

閉校 2/11

天気:曇り スクール生:子ども12人、保護者:6人 スタッフ:5人

 まだ、まん延防止等重点措置中の宮崎県ですが、最後のecoスクールが開催できました。

・バター作り
 生クリーム50ccと牛乳50ccを500ccペットボトルに入れ、ひたすら振ります。約20分したらバターに変わります。

・パン作り
 5月に刈って脱穀した小麦を1月に石臼で挽いた小麦粉と、1月に海水から作った塩と、12月から作っている苺酵母と、今日作ったバターを材料に、家族単位7グループでパン生地を作りました。1グループが使用した小麦粉は300gと砂糖30g、塩3g、練で調整しながら酵母液210cc(足りなければ牛乳を加えら調整)を使いました。
 薪ストーブの近くで1次発酵を済ませ、それぞれ好きな形に形成して2次発酵に入ります。2次発酵中にお昼ご飯タイムとしました。

・パン焼き
 2次発酵が終わったグループからパン焼きに入りました。今回は簡易パン窯を含め4窯で焼きました。スクール生は、焼きたてのパンを試食し残りはお土産に持ち帰りました。

・閉校式
 今日参加したスクール生に、横山理事長から修了証の授与が行われました。皆さん10か月お疲れさまでした。

・麦踏み
 閉校式後、居残りをしていたスクール生(子ども2人)と麦踏みを行いました。

 

準備 2/11 スタッフ:3人

 水平を取りながらベースのブロックを敷いて、耐火煉瓦を37個+大煉瓦2個で簡易パン窯を2基設置
 パン作り資材準備と教室の作業レイアウト

塩作り、小麦挽き 1/22

天気:午前中は晴、午後は曇り スクール生:子ども6人、保護者2人 スタッフ:4人

 政府のまん延防止等重点措置の指定を受けた宮崎県は、要請期間1/21(金曜日)〜2/13(日曜日) 8/27から9/12まで、「まん延防止等重点措置」 と「感染拡大緊急警報」を宣言しました。しかも、当日の明け方に日向灘を震源にした震度5の地震もありました。スクール生も「まん延防止等重点措置」を重視しての欠席が多く少ない参加者で開催しました。

1/21〜2/13(予定) 参加したスクール生とスタッフ

午前:事前に門川沖で汲んでいた海水を鍋で沸かして水分を蒸発させて塩を抽出しました。家族単位で3グループになり実施しました。鍋の形状により火のまわり具合が異なるため塩の抽出が終わる時間にバラツキがあったので、次年度は、同じくらいの時間で終わるように工夫したいと思います。

午後1:フライパンで塩を乾燥させました。できた艶々の塩は約300gでした。

午後2:塩作りが終わると石臼で、5月に刈り入れ脱穀をした小麦を粉にしていきました。使った石臼は4基、できた小麦粉は約900gでした。

 

準備:1/16 スタッフ:4人

 第7回(1月22日)塩作りの準備です。
 @簡易釜戸土台設置:今回は、ファイヤーサイド3ヶ所とブロックと耐火煉瓦で簡易釜戸をのせる土台、それと釜戸を使って海水を沸かします。
 A石臼の清掃と教室の設置:小麦を挽くための石臼を水洗いと小麦引きをするための教室レイアウトを行いました。
 C活動の妨げになりそうな米藁の整備:休耕田復活プロジェクトでの稲刈り後の米藁を片付けていなかったので、その有効利用として簡易炭小屋の屋根に葺き、残りは濡れないようにブルーシートに包みグランド端に置きました。
 C草花の移植:簡易炭焼き小屋を設置とグランド水道周り整備の時に、掘り出していたアヤメを新たに作ったアヤメ園に、ヒガンバナを田んぼ畦に、ノビルを畑にそれぞれ移植しました。

石臼を水洗い ヒガンバナの移植

準備:9/4 スタッフ:2人

 第7回(1月22日)の塩作りで使用する海水を、門川沖ビロウ島付近までに汲みに行きました。乗り込んだ舟は例年お世話になっている「友幸丸」で、船長さんが海水の汲み上げを手伝ってくれました。汲み上げた海水は、約50Lです。 ※海上は寒いので、暑いうちに海水汲みを行いました。

ビロウ島付近での海水汲み
酵母作り、ネイチャー工作 12/11

天気:快晴 スクール生:子ども9人、保護者5人 スタッフ:5人

・ネイチャークラフトで使う自然素材集め。
 子どもの森で整備している「お地蔵さんの森」の探検も兼ねて蔓や葉っぱ等の自然素材を集めました。また、お地蔵さんの森までの行き返りでゴミ拾いも行いました。

・イチゴ酵母作り。
 最終日のパン作りで使用する酵母を、地元農家で作っている苺で作ります。これから2週間〜3週間かけてスクール生が自宅で酵母を育てます。

・小枝や葉っぱ、ドングリ等の自然素材で、オリジナルのクラフト作品作り。
 クリスマスやお正月バージョンの作品が多かったようです。

※麦芽が麦踏みできるまで育ってなかったので、麦踏みはできませんでした。

麦畑づくり  11/20

天気:快晴 スクール生:子ども11人、保護者7人 スタッフ:5人

 準備で、1/3を耕うんしていたので、残り2/3を草取り・耕うんしました。耕うんの時に、ダンボールコンポストと牛糞堆肥120Lと苦土石灰15kgも一緒に混ぜ込みました。
 午前:土起こし器・スコップ・フォークで土を起こして草根まで抜く。
 午後:耕うん機で土を返しながらダンボールコンポスト・牛糞堆肥・苦土石灰を土に混ぜこみ、麦を蒔く筋にロープを張る。
     麦を蒔く筋を引いて、今年最初に脱穀した麦を播いて、土を被せた後圧着する。

 麦筋間隔:60cm、麦筋数:15列、一筋に播いた麦:30g(短い筋はやや少なめ)

準備:11/14 スタッフ:4人

 第5回(11月20日)の麦畑作りの準備として麦畑の約1/3を草取りして、苦土石灰5kgと牛糞堆肥40Lを混ぜ込み耕うんしました。実際に麦畑を作り麦畑作り当日の作業確認をしました。今回は、昨年度より畑を狭くして、60cm幅で麦を蒔くことにしました。
 その他に、水道ホースが畑端に埋没していたので、ホースの設置ルート変更も行いました。

土起こし器で土を柔らかくします 畑の1/3は麦を蒔ける状態になりました

ソーラ―クッキング、環境学習  8/28

 政府のまん延防止等重点措置の指定を受けた宮崎県は、独自の緊急事態宣言として8/27から9/12まで、「まん延防止等重点措置」 を宮崎市・日向市・門川町 を対象地域にしました。スクール生も「まん延防止等重点措置」を重視しての欠席が多く、少ない参加者で午前中のみ(予定では14:00まで)開催で第4回目のecoスクールを開催しました。

天気:快晴 スクール生:子ども5人、保護者2人 スタッフ:5人

@ どれ位の二酸化炭素を吸収してくれるのだろう!人間の生活で排出する二酸化炭素を吸収するのに何本の樹木が必要になるだろう!樹木の大切さを知るために、樹木の二酸化炭素吸収量の計算しました。
 樹木高測定器と巻き尺で、「センダン」「サクラ」「キンモクセイ」の樹高を測った後、ワークシートで樹木の二酸化炭素吸収量を電卓を使って計算しました。そして、人間の吐き出す二酸化炭素の量や電気の使用による二酸化炭素の量を吸収するのに樹木が何本必要かを知り、樹木の大切さを学習しました。

A 太陽光は集めると、高温になることを知り、CO₂の発生が0 %であることに気づく。CO₂の発生は、地球の温暖化防止には、重要なことを講話しました。
 太陽光による調理器具のソーラークッカーで、目玉焼きを作りました。使用するフライパンにより目玉焼きの完成まで時間に違いがありましたが、5分から10分で出来上がります。焼いた目玉焼きは、スクール生とスタッフで試食しました。

ゴミ拾いと生き物調査 7/24

 森の学舎の前を流れている五十鈴川支流の松瀬川で、川側からでないと撤去できない川岸のゴミ拾いと、川の生き物を調べ観察する予定でしたが、川の水量が多いために、道沿いのゴミ拾いと田んぼでの生き物調査に変更しました。他にネイチャーゲームも体験してもらいました。

天気:曇り(何とか雨は降りませんでした) スクール生:子ども11人、保護者7人 スタッフ:6人 取材:MRT

@道沿いのゴミ拾い
 森の学舎から東へ伸びている町道のゴミを拾い集めました。交通量がまったくない町道でもゴミが落ちています。
 プラスチックのゴミは海に流れ込んでマイクロプラスチックになり、海の生きものに多大な悪影響があることを全員で確認しました。

Aネイチャーゲーム
 森の学舎ビオトープ付近で、家族単位に分かれてフィールドビンゴを実施しました。
 今日のスペシャルは、各グループで決めることにして、いくつビンゴが揃うかを楽しみました。

B田んぼの生き物調査
 休耕田復活プロジェクトの田んぼの水に住んでいる生き物を網ですくい、田んぼの環境チェックシートにある生きものと照らし合わせて生き物の名前を確認します。
 見つけた生き物の種類で得点を計算し、ゲーム感覚で田んぼの環境をチェックしました。
 小型のゲンゴロウ成虫と幼虫、ヤゴ、アメンボウ、マツモムシ等が見つかりました。

 

脱穀 5/29

天気:晴天 スクール生:子ども15人、保護者8人 スタッフ:5人

麦刈りは雨模様でしたが、今日は雲ひとつないいい天気でしたので、Aグランドでの脱穀作業と@段ボールコンポストです。

@ 段ボールコンポスト
最初は、室内で段ボールコンポストを作ります。早川さん(宮崎ダンボールコンポストネットワーク門川支部)から段ボールコンポストの説明と堆肥作りの手順の説明がありました。その後、段ボールコンポストを組み立てて行きました。
段ボールコンポストは、スクール生が持ち帰り、家庭での生ごみから堆肥を作って行きます。段ボールコンポストで作った堆肥は、11月の麦播きをする際の堆肥として使用します。

A グランドでの脱穀
足踏み脱穀機2台と千歯すき、櫛を使って脱穀を進めて行きました。脱穀終了後、唐箕を使って麦と籾を風で分離しました。今回は約6kg収穫できました。

準備:5/23 スタッフ:5人

雲ひとつないいい天気です。雨の中での麦刈り後、天日の下で乾かすことが出来なかった麦を干しました。その後、脱穀のための脱穀機と脱穀した麦が飛び散らない箱作り、唐箕の清掃準備をおこないました。当日の天気が良かったら、グランドで脱穀作業をおこないます。

開校 5/15

天気:雨 スクール生:子ども13人、保護者7人 スタッフ:4人
取材:ケーブルメディアワイワイ、宮崎日々新聞

 第1回の開校日は、県独自の新型コロナウィルス感染拡大防止のため午前中のみ開催としました。残念な天気(雨)の中、麦刈りを実施しました。午後に予定していた、はさ掛けは、スタッフのみで実施しました。

 麦を刈ったら、茎下部の葉を手で除去し、輪ゴムで縛っていきます。麦刈りは、11時30分前に終了したので、今回は、11時30分解散としました。

宮崎日々新聞 "雨に負けず麦収穫 門川でecoスクール開始" Webで読むなら https://share.smartnews.com/NmttP

準備:5/4、5 スタッフ:8人日

麦を虫から守ってくれたカラスノエンドウ等ですが、麦刈りの支障になるので除去しました。
刈りとった麦を干すための竹棒を用意しました。
教室の掃除と椅子や机を配置をしました。